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年に一度再生する橋、バンブー・ブリッジ

バンビエンの橋 バンブー・ブリッジ ▲ かつてバンブー・ブリッジがあった場所

7月を迎えラオスは本格的な雨季に入りました。ラオスの中でも雨が多いと言われているバンビエンでは、ほぼ毎日雨が降っています。観光資源でもあり住人に多くの恵みをもたらすナムソン川は連日の雨によって増水し、乾季だった2ヶ月前とは比較にならないほど水かさを増しています。

バンビエンの中心部は町と山の2つに分かれており、その中間にナムソン川が流れています。町から山に行くときは川を渡るために橋を渡る必要があるわけです。橋は2つ用意されています。ひとつは有料で渡れる大型の橋、もうひとつが無料で渡れる小型の バンブー・ブリッジです。

バンビエン中心部の構造 ▲ バンビエン中心部の構造

このバンブー・ブリッジは年に一度新設されるという話を聞いていたのですが、なぜそんなことをするのかよく意味がわかっていませんでした。ところが、6月の下旬に訪れてみたところ橋がまるごとなくなっていたのです。なんでも、暴風雨の日に上流にあった橋が流され、その橋が激突してバンブー・ブリッジを壊してしまったのだそう。毎年新設される理由は雨季に物理的な理由で橋が壊れてしまうからのようなのです。

バンビエンの橋 バンブー・ブリッジ ▲ 2016年6月まであったバンブー・ブリッジ

地元民によると、新しいバンブー・ブリッジが作られるのは2ヶ月以上先とのこと。9月に入るまで、山側に行くためには有料の橋か船を使わなければいけなくなりました。バンブー・ブリッジは無料な上にバイクも通れるので、多くの地元民に使われている橋です。確かに5月以降は板には底にかなりの穴が空いており、その穴を補強するために新しい板を釘で打ち付けまくっていたため、底板はつぎはぎだらけで釘も飛び出しまくっておりバイクで渡るときにはパンクの危険をいつも感じていました。ボロボロの状態を放っておいてあったのは、新しく作り直すことがわかっていたからなんですね。

毎年上流から流された橋がぶつかって壊れるのか? とか、作り直すよりもっと合理的な解決法があるんじゃないの? ということを考えるのは私のような外国人の仕事ではないのでしょう。いつも便利に活用させてもらっていたバンブー・ブリッジがどのように生まれ変わるのか9月まで楽しみに待ちたいです。