【ファホン】バンビエンから40分、はちみつ屋だらけの村で純度の高そうな一本を選ぶ
山に囲まれたバンビエン周辺は自然の恵みが豊富な地域です。旅人向けのおみやげ屋さんでも自然から取れた食べ物を買うことはできますが、せっかくバンビエンまで来たなら現地人向けのお店にもぜひ足を運んでみてください。
■40分でたどり着く、健康食品だらけの村
バンビエンでは、今でも行商人が樽を担いでたけのこやはちみつを売り歩いている姿を目にすることがあります。たけのこはまだしも、はちみつ売りは毎日行商人が売り歩いているわけではいため買える機会があまり多くありません。そこで、バンビエンからちょっと離れた村を紹介してみます。
▲ はちみつ売りが道路脇に並ぶ
はちみつが多く売られているのはファホン(Phahom)という川沿いの地域。国道13号線をバンビエンから20kmほど北上した先にあります。車やバイクなら40分もあれば到着できるはず。
▲ 道路脇に露天商がずらっと並んでいるため簡単に見つけられる
この村では路上脇に30軒ほどの露天商が並べられ、どの店でもはちみつを購入することができるのです。はちみつ以外に販売されているのは、健康にいいとされている木や巨大なムカデなどが漬けられたラオスのお酒、日本でも健康食品として知られる霊芝(きのこの種類)、野菜&くだもの、動物から取った油など。食べ物以外では、山で獲ってきた鳥やビーバーに似たネズミといった動物も販売されています。
▲ はちみつ売りの露天商
▲ 手前の白いプラスチックケースに入っているのが動物の油

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■純度が違う? 売られているはちみつの種類の差
はちみつは700ml入りの瓶で売られており一瓶50,000キープ。どの店も販売方法が同じなので外見の違いはないのですが、店によってはちみつの純度にばらつきがあるのだとか。なかには純度の高さを売りにしているお店もあり、そちらは1リットル入りのペットボトルが一本10,000キープで販売されていました。味見をさせてもらうことができるので、いくつかの店を回って問題がないかを確かめてから購入するのをおすすめします。私はとあるお店に「このはちみつは砂糖が含まれているので純度が高くない」と言われた瓶入りのはちみつを買ってきて食べているのですが十分に美味しいと感じています。
▲ 霊芝の山
▲ 巣入りのはちみつは120,000キープ
はちみつは北のバス停そばの市場でも少しだけ販売されています。そちらの価格はファホンで買うより多少高め。市場で買うのもいいのですが、バンビエンまで遊びに来たらちょっと足を伸ばして超ローカルなスポットでの買い物を楽しんでみてはいかがでしょう。自分で消費したい方にはもちろん、ローカル色の強いお土産を探している方にも向いています。

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