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【ビエンチャン】ラオスの家系ラーメン、てんとらーめんを味わう

ビエンチャンの家系ラーメン、てんとらーめん

バンコクに行って日本食レストランの多さに驚いた人も多いのではないでしょうか。日本人が数多くいるトンロー周辺はもちろん、日本食チェーン店が複数入ったショッピング・モールもたくさん見かけます。チェンマイやノンカイなどの地方都市でも日本食レストランは簡単に見つけることができます。

D23 地球の歩き方 ラオス 2017~2018

D23 地球の歩き方 ラオス 2017~2018

ビエンチャンの家系ラーメン、てんとらーめん
▲ てんとらーめんの看板

しかし、お隣ラオスには日本食のレストランの数が決して多いとは言えません。なかでもラーメン専門店の少なさは絶望してしまうほどです。2017年の9月に入ってからラオス国立博物館の脇に屋台村がオープンし、2店のラーメン専門店が新規オープンしたものの、クオリティの面で満足しかねるというのが正直な感想です。

ビエンチャンの家系ラーメン、てんとらーめん
▲ 明るく開放的な店内の様子

ビエンチャンの家系ラーメン、てんとらーめん
▲ 右手奥に見える厨房

新しく10月にオープンしたてんとらーめんは、そんな不満を持つ日本人の舌を納得させてくれる新規ラーメン店。1階が家電店の建物を入った左手の階段を上がると仕切りがないフードコートのような空間に突然ラーメン屋さんが現れます。厨房は右手奥にあり店員の数は7人ほどと多目。自分が訪れたときは、スタッフは全員ラオス人でした。

ビエンチャンの家系ラーメン、てんとらーめん
▲ 醤油、味噌以外につけ麺も

ビエンチャンの家系ラーメン、てんとらーめん
▲ チャーシュー丼やチャーハンも食べられる

基本メニューの東京醤油ラーメンは36,000キープ(約491円)、半熟の煮玉子が乗った東京醤油たまごラーメンは40,000キープ(約545円)。味噌ラーメンやつけ麺もあります。チャーシュー丼やチャーハンなどのサイドメニュー、トッピングも豊富でメニューを見る限りでは日本のラーメン店と遜色がなさそう。

ラオス オフライン地図

ラオス オフライン地図

ビエンチャンの家系ラーメン、てんとらーめん
▲ 東京醤油たまごラーメン 40,000キープ

東京醤油たまごラーメンを食べてみたところ、家系に近い豚骨濃縮こってりスープがベースでした。ちょっと太めの麺は歯ごたえと小麦の風味が残り、煮玉子の半熟具合は日本のラーメン店と変わりません。日本のラーメン業界はこってりと味の濃さがどんどんインフレ化を起こしていますが、ここのラーメンは豚骨も醤油もそこまで強くありません。豚骨出汁にもっと強い風味を求める人はいそうではあるものの海外で食べる醤油豚骨ラーメンとしては上出来です。

ラオスに限らず東南アジアでは、海外から入ってきた食べ物を大きく改造してしまうことが多いのです。見た目は完璧なのに砂糖をふんだんに入れたスパゲッティ・ミートソース、豚骨スープとのマッチングが最悪な極甘ラーメン、パテをメンチカツ状に揚げてしまったハンバーガーといった超絶アレンジに、一口食べて思わずその場から走って逃げ出したくなることが少なくありません。こちらのてんとらーめんは日本の味を再現しようとしている姿勢が伝わるのが好印象でした。最低36,000キープと高すぎない値段もありがたいです。

自分が訪れたのはオープンして一ヶ月ほどしたタイミング。いつまでこのクオリティをキープできるかはわかりませんが、ラオスでまともなラーメンを食べるのは容易ではないのでこのお店には頑張って続いてほしいものです。いずれラオスでもバンコクのようにいろんな味のラーメンがそこそこの値段で食べられるようになることを期待しています。

■行き方

タラート・サオ・ショッピング・モールからパトゥーサイ側に30mほど進んだ先の向かい側。