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【バンビエン】壁がない無骨なルックスの床屋で髪を切る

バンビエンの床屋
ラオスの路上にはオープンなスタイルの床屋さんがたくさんあります。最もポピュラーなのがシャッターを開けて入り口代わりにしているタイプです。

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バンビエンの床屋
▲ バンビエンにある床屋

床屋さんだけでなく美容院もこのスタイルで営業していることが多く、それらのお店はほぼすべて地元民向けと言っていいでしょう。

なかにはもっと無骨なルックスのお店も存在します。木製の掘っ建て小屋の中にぽつんと床屋用の椅子と鏡だけをおいてあるタイプの床屋がそれです。価格表があればいいほうで多くの店は値段から切り方からすべて口頭で伝えられます。

バンビエンの床屋
▲ 床屋で使われている椅子

値段の相場は10,000~20,000キープ程度。ラオスの首都ビエンチャンにはタイから技術や知識を輸入したとみられるおしゃれな美容院が増えてきていますがバンビエンではまだまだ掘っ立て小屋スタイルの床屋が多く存在しています。

バンビエンの床屋
▲ 四方に壁がないタイプの床屋

こういうタイプの床屋の多くは切り方が決まっています。客が注文をしようがしまいがバリカンを使ってサイドを刈り上げ、問答無用でトップを5cmほどに切って角刈りorスポーツ刈りに仕上げてしまいます。自分もいろんな床屋で何度も「どこをどのくらいの長さにしてくれ」と注文を付けてみたのですがどこで切っても仕上がりは川谷拓三や藤岡拓也のようなちょっと長めの角刈りにさせられるのです。

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バンビエンの床屋
▲ 現役で使われてる床屋の椅子

なぜこんなことが起こるのか最初は不思議だったのですが、床屋をやっている人が誰かに教わって髪を切っているわけではなく独学で髪を切っていることが原因だろうという結論に至りました。床屋さんが持っている技術の範囲が極端に狭い(=角刈り、スポーツ刈り以外の切り方を知らない)上に東南アジアでスポーツ刈りはポピュラーであることから角刈り以外の技術を身に着けることがないまま現在まで生き延びて来られたのではないかと見ています。

バリカンしか使わない床屋も多いので繊細なカットを求めている人には向きませんが好奇心旺盛な方はぜひ挑戦してみてください。かなりの確率でスポーツ刈りにされます。自転車で町をぶらぶらしていると床屋を見つけることができるはず。

バンビエンの床屋
▲ 一般的な床屋の設備

開発ラッシュが起こっているバンビエンなので、このスタイルの床屋は将来的には減っていくでしょう。いずれ消えゆく文化遺産として体験しておいてきっと損はありません。